<講師プロフィール>
林 久美子
愛知県豊橋市在住
家族:優しい夫、可愛い娘三姉妹、義父、義母、さつき(犬)
稼業:日本茶製茶業
趣味:ランニング、ハンドメイド手芸(豊橋にてハンドメイド作家活動、HappyOneにてハンドメイド雑貨販売中)
内閣府移行認可 一般財団法人民族衣裳文化普及協会 師範
認定講師 協会講師 林久美子
衣紋道恭愛流 名取 「林愛桜(あいおう)」
Internarional License Professor by International Culture,Inc.
皇室文化特別講座 認定
花嫁衣裳特別講座 認定
きもの継承塾特別講座 認定
王朝講座「初許し・中許し・奥許し」認定
おもてなしビジュアルマナー講座 認定
着装技術師1級 認定
おもてなしビジュアルマナー講座特1級 認定
車椅子着付け講座 認定


アメリカ生活で気づいた「日本の素晴らしさ」を伝えることの大切さ

米国コロラド州の大学を首席で卒業。大学時代をアメリカで過ごし、沢山の経験をしました。その中で一番驚いたのは、どうして日本人は自国に誇りを持てないのかと問われた事。日本の経済力、冷静かつ勤勉な姿勢、日本に古くから息づく伝統文化・華道・茶道・書道・そして「きもの」・・・。私は日本人でありながら、その事を誇りに感じる事も、日本をもっと知ろうとも、ましてや文化を継承しようとなど積極的に考えた事もありませんでした。学生生活の中では、先輩が築いてきた伝統を守っていく事はとても大切で、伝統を受け継ぎ、後輩に伝えていこうと努力していましたが、日本文化となると大きすぎて・・・。渡米してまもなく、Helloween partyでアメリカ人の友人から、浴衣でpartyに出たいと言われ、着せてあげる事に。アメリカ人は日本人なら誰でも「きもの」を着られる、着せられると思っていました。しかし、私は浴衣すら満足に着られない、着せられない自分に愕然としました。そう、考えてみれば今までは、母が着せてくれていたのです。それから、アメリカ人と共に暮らして行く中で、日本人とは何か、日本文化とは何か、日本の素晴らしい点はどこか、欧米と比べて見習わなければならない点はどこか、自分なりに見つめる時間を沢山持ちました。外から内を見て、初めて日本の素晴らしい点、変えていかなければならない点を感じたあの感覚は20年たった今も、はっきりと覚えていて、今の私の心の源となっています。
大学を卒業し、日本に帰国。商社に就職した翌年、母の勧めもあり私は着付を学び始めて、教授・師範を取ったのは27歳の時でした。アメリカでの生活で学んだ、自国を誇りに思う精神、日本の素晴らしさ・外国の素晴らしさを大切に想いながら、日々ゆったりときものライフをenjoyしています。そして、今はこのきもの文化を、輝ける未来に継承していく大切さも痛感しながら、その担い手として私自身お勉強させて頂いております。

主な活動内容

着付け教室/ご自宅等出張着付け/各種撮影着付け(映画撮影・HP撮影・ユーチューブ動画撮影・国際博覧会企業様撮影・雑誌モデル撮影)/ワールドカップおもてなし着付け/大学生協卒業袴着付け/中学高校家庭科社会科指導/婚礼着付け